2014年5月25日日曜日

ベーゼンドルファー model275について

長い間更新してしませんでしたが、本日久しぶりに更新させていただきます。

本日のしごとでベーゼンドルファーmodel275の調律でした。
ベーゼンドルファーはこれしか調律したことがありませんが、よく見てみると、ピン板ののフレームが無いモデルで、ヤマハ、スタインウェイにあるフレーム手前から奥框へ伸びている部分が無く、Y社S社にある楔がありません。
昔Y社のG1Eにもないモデルがありました。
一度最高音まで調律をした後に見直してみると、中音から次高音部の調律がかなり落ちる。
そこを合わせるとまた、中音がずれる。これを繰り返し全体的に3回ほど調律をしてやっと安定する楽器。なのか?こんな楽器なのか?
おそらく調律するたびにフレームとボディーのセッティングが多少ずれることが原因なんだろうけど、この楽器を一度の調律で合わせるコツがあるのでしょうか?
もしくは2度3度調律をしないと合わない楽器なのか?
これしか調律したことが無いので、謎です。
どなたか知っているかた、教えてくだされ。

写真はベーゼンのフレーム下の写真です。
芸術品です。綺麗です。

チューニングハンマーの新作を検討中。
新型のシャフトを使用したものを考案中です。